製造業の未来を切り拓くイノベーターたち
ARUMCODE1導入ユーザー事例

製造業の未来を切り拓くイノベーターたち  ‐株式会社クリーン精光‐

製造業の未来を切り拓くイノベーターたち   ‐株式会社クリーン精光‐

株式会社クリーン精光様

所在地

京都市伏見区南寝小屋町7

創業

2008年

代表者名

東城 基陸

従業員数

15名

事業内容

アルミ、鉄、ステンレス等の切削加工

公式サイト

https://www.cleanseiko.co.jp/

 

ピカッと光る逸品を願うなら、クリーン精光

株式会社クリーン精光は、小径部品から長尺部品、ベースプレート、高精度・量産部品、表面処理・コーティングまで一貫して行っています。
なかでもベースプレート加工を最も得意としており、半導体・液晶、光学機器業界での装置部品を中心に製作しています。
従業員数は15名、平均年齢は30代前半と、若手が非常に活躍しており、とてもフレッシュな職場ですが、それゆえの悩みや課題もあるとのことで…
今回は、ARUMCODE1専用機での加工を担当されている、経営企画部の藤本部長にお話を聞きました。

 

年齢が若い分、全体的に加工知識や知見が乏しい

藤本さん「若手社員の育成において、一番の課題はNCプログラミングです。
弊社の新人教育プログラムは、経験者の横について、工具の脱着や原点出しなど、加工に関する補助作業を行いながら仕事を覚えて、最終段階でNCプログラミングを勉強します。
1人で仕事を任せられるまで、個人差はありますが早くて3~4ヶ月、長くて半年程度かかる社員もいます。
教育担当者もつきっきりになってしまい、生産性が思うように伸びないこともあります」

目の当たりにした、自動化に対する“拒絶”

現在、社内にベテランと呼ばれる職人は、30代後半の2名しかいません。
藤本さん「かつては他にもベテランの職人が数名いました。しかし、社内をオートメーション化しよう!と前向きに動き出した頃、「『AI』やら『DX化』やら
カタカナ・横文字、ITリテラシーにはついていけない!」と言ってみんな辞めていきました。
ベテランは今までどおりの『自らの手での作業』へのこだわりがあって、会社の方針に納得してもらえなかった、という結果ですね。」
なかなか思いが伝わらない悔しさ、今までのやり方を変えることの難しさを痛感した出来事でした。そして何よりも、今まで頼りにしてきた腕のいい職人たちの退職は、
会社にとっても藤本さんにとっても計り知れないほど辛いものでした。

 

少人数だからこそ、技術継承のため自動化を進めたい

藤本さん「実は、『オートメーション化』というより、私が描く理想は工場全体のすべての工程を自動化する『フルオートメーション化』です。
取り付けロボットなんかがいたりして。もちろん、現実的なお話をすると、資金と工場の狭さが課題なのですが…(笑)
今はまだ夢の夢ですが、少人数だからこそ、しっかりと次の世代の社員に技術継承して、会社を守るために少しずつでも自動化を進めていかなければならないと思っています。
だからといって、職人がいらなくなることはありません。
加工のノウハウがあって、Gコードが読めて、干渉チェックができる、そういった人材はこれからも必要不可欠です。
結局、確認作業は『人間』にしかできないですから」

 

ARUMCODE専用部署を立ち上げ、着実に実用レベルへ引き上げたい

こうした中、社内の自動化の一環として2021年10月にARUMCODE1を導入、現在はテスト加工用マシニングセンタを2台用意して、1日2モデルほど加工をしています。

藤本さん「2022年の夏にはARUMCODE1を生産計画の一部に組み入れる予定です。
夜中に解析したNCデータをためておいて、日中にマルチドライブ機能を使ってマシン3台に振り分けて加工する感じです。
今は私ひとりでモデル作成から加工までやっていますが、近い将来2名体制でARUMCODE専用の部署を作りたいと思っています。バージョン2以降も機能がどんどん上がっていくことに期待しています。」

 

↑ARUMCODE1テスト加工品例